東京科学大学(Science Tokyo)とタイ・チュラーロンコーン大学は2026年1月27日、両校の歯学部主催による「CU-Science Tokyo Matching Day 2026」を開催しました。
本イベントは旧東京医科歯科大学時代から続く両校歯学部の連携を継承し、研究および教育面でさらなる協力体制を構築することを目的としたものです。チュラーロンコーン大学にて対面とオンラインを併用したハイブリッド形式で実施され、矯正歯科学、歯髄生物学、補綴歯科学など歯科分野の教員32人(Science Tokyo から14人、チュラーロンコーン大学から18人)が参加しました。 Science Tokyoからは、金澤学教授(高齢者歯科学分野)、丸川恵理子教授(口腔再生再建学分野)、八幡祥生教授(歯髄生物学分野)が現地参加しました。
はじめに、Science Tokyoの高田潤一執行役副学長(国際担当)、金澤学教授(高齢者歯科学分野)、チュラーロンコーン大学のポーンチャイ・ジャンシシャノント歯学部長、タントリラ・ポーンタヴィータス教授より開会のあいさつがありました。あいさつの中で、旧東京医科歯科大学とチュラーロンコーン大学の関係性を引き継ぎ、Matching Dayが新たな研究を開始するための良い機会になることへの期待が述べられました。
続いて、本学の小野卓史教授(咬合機能矯正学分野)より、Science Tokyo とチュラーロンコーン大学間におけるジョイントディグリープログラムについて、活動の概要が説明されました。
その後、進行中の研究内容や臨床の実績などについて、両校の参加者23人によるプレゼンテーション発表が行われました。
次に行われたグループディスカッションでは、3Dプリンターを利用した義歯やデジタル歯科、インプラントなどの先端技術の活用や、歯周病とう蝕の研究の連携から生まれた新たな治療の可能性など、さまざまなトピックについて活発な意見交換がなされました。今後はグループごとに共同研究や議論の継続を進め、報告書を提出したのち、その成果の研究発表会等のイベントを開催する予定です。
本イベントの締めくくりに、香港大学前歯学部長で、チュラーロンコーン大学にも教員として所属している ラクシュマン・サマラナヤーケ教授より、これからのScience Tokyo とチュラーロンコーン大学の継続的なパートナーシップへの期待が述べられました。
Matching Dayをきっかけとして今後も両校が継続した交流を行うことで、歯学部のみならず大学全体の連携がさらに強固なものとなることが期待されます。