東京科学大学体育会ヨット部が関東学生ヨット春季選手権大会でスナイプ級4位、創部以来最高成績

2026年6月16日 公開

東京科学大学(Science Tokyo)体育会ヨット部が5月5、6日に神奈川県三浦郡葉山町森戸海岸沖で開催された「2026年度関東学生ヨット春季選手権大会」(通称:春インカレ)決勝においてスナイプ級4位となり、2年連続の入賞を果たしました。春インカレ4位は、創部以来最高成績です。

スナイプ級メンバー

石黒雄太さん(工学院 機械系 学士課程4年)
鈴木晴菜さん(環境・社会理工学院 融合理工学系 学士課程4年)

岩越拓人さん(工学院 システム制御系 学士課程4年)
芳賀大和さん(理学院 化学系 学士課程4年)

平井龍太朗さん(工学院 システム制御系 学士課程4年)
柴田忠直さん(物質理工学院 材料系 学士課程4年)

東京科学大学体育会ヨット部スナイプ級チーム(左から平井さん、柴田さん、石黒さん、芳賀さん、岩越さん、鈴木さん)

また9月に行われる第93回関東学生ヨット選手権大会(通称:秋インカレ)では、シード校として予選が免除されることとなり、決勝進出が決定しました。

大会では、各大学が1チーム3艇の船を走らせ、その合計得点によって順位を競います。春インカレ決勝において、スナイプ級は15校中4位という成績を収めました。

出場メンバーのコメント

スナイプ級クルー 鈴木晴菜さん

この代が始まって初めてのインカレでしたが、4位入賞という結果を残すことができ、これまでの練習の成果や自分たちの成長を実感することができました。また、より上手になるためには、日々の練習一つひとつに意味を見いだし、目的意識を持って取り組むことが何より大切だと改めて感じています。これはヨットだけでなく、普段の学業や研究への向き合い方にも通じることだと思います。成功と失敗を繰り返しながら、次はどうすればさらに良くなるのかを考え続け、過程を大切にすることで、より良い結果につながるのだと実感しました。まだまだ成長できる部分は多くあるため、秋インカレではさらに上を目指せるよう、これからも練習に励んでまいります。

鈴木さん(手前)、石黒さん(奥)ペア

スナイプ級クルー 芳賀大和さん

このたび、春インカレにて4位入賞を果たすことができ、大変光栄に思います。他大学には多くの経験者が所属するなか、全員が未経験である私たちが勝つためにどうすべきか、日々試行錯誤を重ねて練習してきた成果が実を結び、非常に嬉しく感じています。この「トライ&エラー」の姿勢は、私たちが日頃取り組んでいる学業や研究のプロセスとも深く通じるものがあると感じています。次なる秋インカレでの3位入賞、そして全日本インカレ6位という高い目標に向かい、これからもチーム一丸となって挑戦し続けてまいります。今後ともご声援のほど、よろしくお願いいたします。

芳賀さん(左)、岩越さん(右)ペア

スナイプ級クルー 柴田忠直さん

今大会は非常に接戦で、わずかなミスがチーム順位を大きく左右する状況だったため、全6レースを通して緊張感のある戦いが続きました。1レース目終了時点では8位と追い上げる展開となりましたが、チーム全員が冷静さを保ち、最後まで粘り強く戦い抜くことができました。私たちのペアは、春休み中の練習レースで思うような結果を残せず、不安を感じる時期もありました。しかし、レースごとの反省を重ね、OBやコーチの方々からいただいたアドバイスを一つひとつ改善につなげたことで、このような結果を残すことができました。うまくいかない時でも現状を冷静に分析し、課題解決のために試行錯誤を重ねる姿勢は、研究活動にも通じるものがあると感じています。全日本インカレでも、チーム全員が笑顔で終われるよう、そして日頃から応援してくださっている皆さまに良い結果をご報告できるよう、さらに努力していきます。今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします。

柴田さん(手前)、平井さん(奥)ペア

ヨットレースとは

ヨットレースは、刻々と変わる風や潮を読み、速さを保ちながら進路を決めていく、高度な戦略と戦術が要求される頭脳スポーツです。レースは参加艇が一斉にスタートし、海上に設置されたブイを決められた順序で規定回数まわり、フィニッシュの順位を競います。全日本学生ヨット選手権大会では、スナイプ級と470級の2種目で競技が行われます。

スナイプ級は、メインセールとジブセールという2枚のセールを持つレーシング・ディンギーを使用します。スピードにあまり差が出ないため、風を味方につけ、他艇と駆け引きをしながらレースを展開する必要があります。船底にあるベルトに足をかけ、上半身を外に出してバランスをとり、艇の傾きを抑えます。

470級は、メインセールとジブセールのほかに、スピンネーカーというセールが付いたレーシング・ディンギーを使用します。受ける風が多いのでスピードは出ますが、バランスを崩しやすいため、艇の傾きを抑えるためにトラピーズというワイヤを装着し、艇の縁に足をかけて体ごと海上に乗り出してバランスをとります。

スナイプ級、470級ともに、スキッパーとクルーの2人1組で艇を操作します。スキッパーは主にメインセールの操作を担う艇の舵取り役、クルーは艇のバランスをとりつつ周囲の状況を踏まえて戦略やコースを決める役割を担います。

東京科学大学体育会ヨット部とは

部活動としても歴史が古く、一般社団法人くらまえ潮会という会員数400人を誇るヨット部OB/OG会が、「一人前のセーラーを育てることは、すなわち一人前の社会人を育てること」をモットーに、現役部員の活動を全面的に支援しています。今回の大会への出場も、OB/OG会の支援を受けています。

ヨット部の活動は東京科学大学基金によりサポートされています。

関連リンク

お問い合わせ

東京科学大学体育会ヨット部