「ホームカミングデイ2025 in 湯島」を開催

2025年11月5日 公開

東京科学大学(Science Tokyo)は10月11日に「ホームカミングデイ2025 in 湯島」を開催しました。本イベントは、旧東京医科歯科大学で行われていたホームカミングデイの形式を踏襲して実施し、統合後初となる湯島キャンパスでの開催となりました。医歯学系の卒業生をはじめ、理工学系の卒業生、本学学生、教職員等多くの方々にご参加いただきました。

今回のホームカミングデイでは、メインイベントである講演会の他、Science Tokyoが所蔵する資料の一部を特別に公開する特別展示企画を実施しました。

M&Dタワー2階の鈴木章夫記念講堂前ホワイエにて開催した特別展示企画では、本学御茶ノ水図書館所蔵の「解体新書」(レプリカ)、本学歯学博物館所蔵のお歯黒道具一式、東京科学大学博物館所蔵のノーベル賞メダル&ディプロマ(レプリカ)等を展示しました。

普段は非公開の所蔵品も公開される貴重な機会とあって、来場者が展示品を一つひとつ熱心に見入る姿が見受けられました。

貴重な所蔵品を熱心に見入る来場者
本学出身の白川英樹博士のノーベル賞メダル&ディプロマ

15時からは鈴木章夫記念講堂にてメインイベントである講演会を開催しました。オープニングでは、海外在住の卒業生から寄せられたメッセージ動画の上映、東京科学大学混声合唱団MoDeratoによる合唱が行われました。

海外卒業生からのビデオメッセージ
東京科学大学混声合唱団MoDeratoによる合唱

第1部の基調講演では、芥川賞作家でもあるリベラルアーツ研究教育院磯﨑憲一郎教授が『小説家の「仕事」』と題し、講演を行いました。自身の生い立ちが執筆に与えた影響を振り返りつつ、小説家としての使命感について論じました。

リベラルアーツ研究教育院の磯﨑教授による基調講演
小説家としての使命感について論じる磯﨑教授

続いて第2部「Science Tokyoが目指すビジョンと研究体制について」では、Science Tokyoの大竹尚登理事長、田中雄二郎学長、古川哲史執行役副学長(研究・産学官連携担当)が登壇しました。はじめに、古川執行役副学長が、Science Tokyoが2025年4月より全学に導入した、善き未来の実現を目指す研究体制「ビジョナリーイニシアティブ(VI)」および2025年7月1日に設置した「国際医工共創研究院」について説明しました。最後に、大竹理事長、田中学長から本学の目指すビジョンについての説明がありました。

講演会第2部「Science Tokyoが目指すビジョンと研究体制について」の様子
VIと国際医工共創研究院について説明する古川執行役副学長(右)
Science Tokyoのビジョンを説明する大竹理事長と田中学長

講演会終了後、17時15分からはM&Dタワー26階のファカルティラウンジにて卒後30年以上の医歯学系卒業生を対象とした懇親会を開催しました。

ホームカミングデイ2025 in 湯島へご参加いただきありがとうございました。今後ともScience Tokyoをどうぞよろしくお願いいたします。

ファカルティラウンジで開催された懇親会
懇親会終了後の集合写真

関連リンク

更新履歴

  • 2025年11月6日 本文中の磯﨑憲一郎教授のリンクを変更しました。

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Science Tokyoホームカミングデイ事務局