東京科学大学(Science Tokyo)は、10月29日に大岡山キャンパス蔵前会館にて、東京科学大学基金「2025年度 感謝の集い」を開催しました。
「感謝の集い」は、本学へ一定額以上のご寄附をいただいた皆様をお招きし、感謝の意を表する理事長主催のイベントで、毎年秋に開催しています。
今回は、旧東京工業大学基金、旧東京医科歯科大学基金、および東京科学大学基金へご寄附いただいた個人や企業、団体の方々をはじめ、卒業・修了生、在学生のご家族、退職教職員、学内関係者の135人が参加しました。
「感謝の集い」の開始前には、東京科学大学サポーターズ特別会員の皆様に対し、昼食会および大岡山キャンパス西5号館見学ツアーを実施しました。
昼食会・大岡山キャンパス西5号館見学ツアー
サポーターズ特別会員の皆様をお招きした昼食会には、本学より大竹尚登理事長、田中雄二郎学長、山本佳世子理事(社会連携担当)、日置滋副理事(社会連携推進担当)、東條有伸副理事(社会連携推進担当)が参加しました。歓談の中ではさまざまな意見交換が行われました。
会食後は、大岡山キャンパス内の施設、西5号館の見学ツアーを行いました。
西5号館は、2023年に竣工した、環境・社会理工学院が管理する教育研究施設です。アーチ状の天井と天窓を有する広々とした建築学系の製図室や、地下の大規模な建築学系、土木・環境工学系の実験工場を見学いただき、さらに西5号館に設置されている食堂「つばめテラス」をご覧いただきました。
また、西5号館の他にも、附属図書館やHisao & Hiroko Taki Plazaを巡りました。Taki Plazaでは、パブリックアートや、学生交流支援基金寄附者銘板を見学いただきました。
ご参加の皆様には、学内に大規模な実験工場を備えていることへの驚きの声をいただいたほか、活発な質疑応答で本学への理解を深めていただきました。
感謝の集い①~活動報告・特別講演会
「感謝の集い」は、本学からは、昼食会に参加した大竹理事長、山本理事、日置副理事、東條副理事のほか、井村順一理事(総合戦略担当)、井上光太郎理事(財務担当)、内田信一理事(医療担当)、若林則幸理事(教育担当)、森尾友宏理事(国際担当)、白井俊執行役副理事(インフラ・事務総括担当)、高田潤一執行役副学長(国際担当)、小倉康嗣監事ら役員が参加しました。
第一部は、蔵前会館のロイアルブルーホールにて開催、はじめに大竹理事長より開会の挨拶および本学の取り組みについて報告を行いました。続いて、日置副理事、東條副理事より、2024年度東京科学大学基金(旧東京工業大学基金、旧東京医科歯科大学基金含む)の活動報告を行いました。
特別講演会として、本学 長寿・健康人生推進センター副センタ―長 岡本師准教授による「健康長寿のカギは『飲み込む力』」を行いました。
各報告、講演ともに、参加者からは多くの質疑をいただき、盛況となりました。
感謝の集い②~全体交流会
第二部の全体交流会は、くらまえホールにて開催しました。山本理事による乾杯の挨拶の後は、食事を囲みながら寄附者の皆様、本学役員をはじめとする参加者の間で、活発な交流が行われました。
Science Tokyoのバックパネル前では、大竹理事長との記念撮影に順番待ちができるほど盛況となるなど、ご参加の皆様には歓談を楽しまれている様子がうかがえました。
交流会の最後は、井村理事の挨拶にて閉会となりました。
今後も、Science Tokyoへご寄附をいただいている皆様に対し、東京科学大学基金による活動の報告と、本学に親しんでいただくためのイベントを積極的に開催し、幅広い交流を目指して活動してまいります。