国際卓越研究大学としての挑戦とScience Tokyoが描く未来
世界水準の研究教育と社会変革を加速する「国際卓越研究大学」
「国際卓越研究大学制度」は、世界最高水準の研究成果を創出し、その成果をもって社会に新たな価値をもたらす大学を国が支援する制度です。 Science Tokyoは、世界に伍する研究力、実効性の高い事業・財務戦略、自律と責任あるガバナンス体制が認められ、2026年に国際卓越研究大学に選定されました(2026年2月に研究等体制強化計画認可)。
2024年10月、東京医科歯科大学と東京工業大学の統合によって誕生した Science Tokyo は、両大学が培ってきた卓越した知を基盤として、「医工連携」をはじめとする融合研究を推進。10兆円規模の「大学ファンド」による支援を背景に、最長25年間にわたる改革を通じた国際的な研究拠点として、社会実装と人材育成を迅速かつ確実に推進していきます。
社会と知を結びつけ、未来を加速させる共創の仕組み
Science Tokyo が目指すのは、社会とダイレクトにつながり、共に未来を切り拓く世界に開かれた大学です。
この挑戦を支え、持続可能な成長をもたらすのが、本制度の根幹である「マッチングファンド方式」です。これは、企業や卒業生・地域社会からの支援・協働実績等に応じて、国の助成額がさらに拡充されるという仕組みです。
社会から大学へ寄せられる信頼が、国の助成と連動することで「2倍の推進力」となり、最先端の研究環境整備や社会実装、世界トップクラスの研究を牽引する次世代の若手人材の育成へと還元されていく—この連携構造により、持続可能な成長の循環を確立していきます。
共創を加速させる変革のエンジン「Visionary Initiatives」
Science Tokyo は、不確実性が高い現代において、「善き生活」「善き社会」「善き地球」というビジョンを掲げ、「善き未来」の実現に向けて挑み続けます。
この未来を現実のものとするための変革のエンジンが、「Visionary Initiatives(VI:ビジョナリーイニシアティブ)」です。VIは、産業界・行政・地域社会・卒業生・研究者・学生といったあらゆるステークホルダーとともに挑む、開かれた共創の取り組みです。VIが掲げるビジョンに基づき、科学技術や医療、教育から社会制度の構築までを一体となって設計・実装していきます。
皆さまの投資・支援・協働がVIを介して大学の基盤を強固にし、マッチングファンドによりその効果を最大化させることで、優れた研究環境の整備を実現するだけでなく、次世代を担う学生への高度な教育の提供へとつながります。そして、Science Tokyoの生み出すあらゆる価値は、社会へと還元され、循環していきます。「善き未来」をともに創り出す一員として、この共創の輪へ足を踏み出してみませんか。
「善き未来」をともに創る、参画・協働のかたち
Science Tokyoの挑戦は、大学単体で完結するものではありません。 産業界や地域の皆さまとの共創、卒業生の皆さまからの力強い後押し、そして未来を担う学生や研究者の参画が重なることで、はじめて大きな社会的インパクトが生まれます。
新たなイノベーションの原動力となる、多様なパートナーシップを心より歓迎します。
経済的支援を希望する在学生・入学予定者の方へ
安心して学修や研究に専念できるよう、入学料・授業料の減免制度や各種奨学金など、一人ひとりを支える経済的支援をご案内します。
Visionary Initiatives紹介動画
VIの目的や具体的な取り組みをQ&A形式で解説
ニュース
ストーリー
Science Tokyoの実践
統合で加速した医歯学と理工学の連携
病院を解放された研究HUBへと進化させることにより、臨床現場における医歯学研究者・理工学研究者の共創を推進。医工領域のイノベーションを創発し、「明日の医療」の創造につなげます。
国際医工共創研究院
国際医工共創研究院は、医歯学系・理工学系の研究者が、同一空間で研究プロジェクトの最初から共創する場です。医歯学と理工学の融合と共創で、掛け算の成果を生み出します。実証・共創・発信のフィールドとして、閉じた医療空間を外部に開放し、最先端科学技術を応用しながら医療技術革新を推進していきます。国内外の研究機関や企業と連携して研究成果の社会実装を進め、誰もがいつでも最適な医療を受けられる社会の実現を目指します。
医歯学×理工学による先進的な研究事例
口腔腫瘍学×AI Small data AIによる口腔がんの早期発見
老年医歯学×磁気工学 磁気を使った嚥下機能障害や心疾患の早期発見
心臓血管外科学×機械工学 人工知能を搭載した次世代ECMOの開発
病理学×ナノ工学 病気の検出から治療まで行う医療用ナノマシンの開発
国内外で共創するエコシステムの形成
世界における共創基盤
Science Tokyoは350を超える大学・研究機関との協定を結び、学部・大学院の学生、教職員、研究者まで、多層的かつ実質的な交流を展開。責任ある開放性を担保しつつ、善き未来のエコシステムを先導します。すでにドイツのアーヘン工科大学と戦略的パートナップ協定を締結しているほか、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)、イギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドンとも戦略的な関係を構築。またアジアを中心とするパートナー大学をHUB機関として、研究者採用、学生交流、産学連携、スタートアップの創出を行い、人・知・資金の還流を促進します。さらに、Vision Hubを世界の各拠点に設匿することで、世界の課題を解決し、国際的な人材交流と多様な人材の獲得を目指します。
国内における共創基盤
四大学未来共創連合(お茶の水女子大学、東京外国語大学、東京科学大学、一橋大学)の叡智を結集。東京から世界へと知をつなぐ共創の中核となり、人材育成、研究の深化などを通じて、人類社会の持続的発展に貢献します。
海外大学とのスタートアップ・エコシステム連携強化
Science Tokyoはこれまで、東京圏の大学発スタートアップ・エコシステムであるGTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem)の主幹機関や、全国9拠点の大学発スタートアップ・エコシステムを連携するNINEJP(National Innovation Network for Entrepreneur Japan)を主導し、国内における大学発スタートアップに関わるエコシステムの形成に努めてきました。
今後はこれに海外のスタートアップ・エコシステムとの接続を行い、最先端の知見を取り入れるほか、大学発スタートアップと海外市場の接点を生み出す活動に取り組みます。
正の循環を起こすガバナンス
I4Collective
ディープテック分野を中心に、善き未来を実現するために必要な科学技術を分析し情報発信を行う組織として、I4Collective(略称I4C:アイ・フォー・シー)を設立しました。I4Cは、学内外でこうした分析ができる「シンクタンク人材」の養成も担います。
運営方針会議
多様なステークホルダーとの対話を通じて、活力に満ちた One team を構築するため、運営方針会議を設置しました。運営方針会議では、中期目標・中期計画及び予算・決算に関する事項(運営方針事項)について決議するとともに、決議した内容に基づいて適切に法人の運営が行われているかどうかについて監督します。世界情勢の変化等を踏まえつつ、多角的な視点を有する運営方針会議とともに、Science Tokyo としての知的資産の価値化や新たな研究領域創出に向けた飛躍的な成長を目指す体制をつくります。
タウンホールミーティング
Science Tokyoがその力を十二分に発揮するため、執行部と構成員が自由な雰囲気でフラットに双方向のコミュニケーションを行う場です。「執行部と構成員が、これまでの歴史と文化を尊重しつつ、1つにまとまりOur Teamをつくっていくことが大切である」という理事長と学長の思いを具現化しています。
- 大竹理事長、田中学長と構成員の対話の場「タウンホールミーティング」を開催
- 国際卓越研究大学をメインテーマとした「タウンホールミーティング」を開催
- 学生向け初の「タウンホールミーティング」を開催
- Science Tokyoの未来を共に描く対話の場「タウンホールミーティング」を開催
Science Tokyo 国際卓越研究大学計画
国際卓越研究大学の認定によって、Science Tokyoが掲げるMissionの実現を、より速く、より力強く加速させます。