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Visionary Initiatives

善き未来をビジョンとして掲げ、その実現を目指す研究体制「Visionary Initiatives(VI:ビジョナリーイニシアティブ)」を導入します。ビジョンを実現するため大学の体制を横断型へ大きく改編することにより融合研究を推進し、これまでにない新たな研究成果を創出します。また、大学院教育においてもVIに連動した教育を導入していきます。Science Tokyoは、VIを軸として社会の様々なステークホルダーとともにイノベーションを生み出すエコシステムを構築していきます。

Science Tokyo 東京科学大学について

Science Tokyoの将来構想

ビジョン実現の融合研究を全学に導入、教育も連動

Science Tokyoの実践

統合で加速した医歯学と理工学の連携

病院を解放された研究HUBへと進化させることにより、臨床現場における医歯学研究者・理工学研究者の共創を推進。医工領域のイノベーションを創発し、「明日の医療」の創造につなげます。

国際医工共創研究院

国際医工共創研究院は、医歯学系・理工学系の研究者が、同一空間で研究プロジェクトの最初から共創する場です。医歯学と理工学の融合と共創で、掛け算の成果を生み出します。実証・共創・発信のフィールドとして、閉じた医療空間を外部に開放し、最先端科学技術を応用しながら医療技術革新を推進していきます。国内外の研究機関や企業と連携して研究成果の社会実装を進め、誰もがいつでも最適な医療を受けられる社会の実現を目指します。

医歯学×理工学による先進的な研究事例

口腔腫瘍学×AI Small data AIによる口腔がんの早期発見
老年医歯学×磁気工学 磁気を使った嚥下機能障害や心疾患の早期発見
心臓血管外科学×機械工学 人工知能を搭載した次世代ECMOの開発
病理学×ナノ工学 病気の検出から治療まで行う医療用ナノマシンの開発

国内外で共創するエコシステムの形成

世界における共創基盤

Science Tokyoは350を超える大学・研究機関との協定を結び、学部・大学院の学生、教職員、研究者まで、多層的かつ実質的な交流を展開。責任ある開放性を担保しつつ、善き未来のエコシステムを先導します。すでにドイツのアーヘン工科大学と戦略的パートナップ協定を締結しているほか、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)、イギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドンとも戦略的な関係を構築。またアジアを中心とするパートナー大学をHUB機関として、研究者採用、学生交流、産学連携、スタートアップの創出を行い、人・知・資金の還流を促進します。さらに、Vision Hubを世界の各拠点に設匿することで、世界の課題を解決し、国際的な人材交流と多様な人材の獲得を目指します。

国内における共創基盤

四大学未来共創連合(お茶の水女子大学、東京外国語大学、東京科学大学、一橋大学)の叡智を結集。東京から世界へと知をつなぐ共創の中核となり、人材育成、研究の深化などを通じて、人類社会の持続的発展に貢献します。

海外大学とのスタートアップ・エコシステム連携強化

Science Tokyoはこれまで、東京圏の大学発スタートアップ・エコシステムであるGTIE(Greater Tokyo Innovation Ecosystem)の主幹機関や、全国9拠点の大学発スタートアップ・エコシステムを連携するNINEJP(National Innovation Network for Entrepreneur Japan)を主導し、国内における大学発スタートアップに関わるエコシステムの形成に努めてきました。
今後はこれに海外のスタートアップ・エコシステムとの接続を行い、最先端の知見を取り入れるほか、大学発スタートアップと海外市場の接点を生み出す活動に取り組みます。

正の循環を起こすガバナンス

I4Collective

ディープテック分野を中心に、善き未来を実現するために必要な科学技術を分析し情報発信を行う組織として、I4Collective(略称I4C:アイ・フォー・シー)を設立しました。I4Cは、学内外でこうした分析ができる「シンクタンク人材」の養成も担います。

運営方針会議

多様なステークホルダーとの対話を通じて、活力に満ちた One team を構築するため、運営方針会議を設置しました。運営方針会議では、中期目標・中期計画及び予算・決算に関する事項(運営方針事項)について決議するとともに、決議した内容に基づいて適切に法人の運営が行われているかどうかについて監督します。世界情勢の変化等を踏まえつつ、多角的な視点を有する運営方針会議とともに、Science Tokyo としての知的資産の価値化や新たな研究領域創出に向けた飛躍的な成長を目指す体制をつくります。

タウンホールミーティング

Science Tokyoがその力を十二分に発揮するため、執行部と構成員が自由な雰囲気でフラットに双方向のコミュニケーションを行う場です。「執行部と構成員が、これまでの歴史と文化を尊重しつつ、1つにまとまりOur Teamをつくっていくことが大切である」という理事長と学長の思いを具現化しています。

Science Tokyo設立記念イベント

Science Tokyoの設立を記念して、学生・教職員・関係機関・地域の皆さまと共に成長を分かち合うさまざまなイベントを開催します。

指定国立大学法人構想

指定国立大学法人制度は、日本の大学における教育研究水準の著しい向上とイノベーション創出を図るため、文部科学大臣が世界最高水準の教育研究活動の展開が相当程度見込まれる国立大学法人を指定するものです。

お問い合わせ

広報課