2025年9月1日(月)、東京科学大学(Science Tokyo)が実施するインペリアル・カレッジ・ロンドン(以下、インペリアル)への学生派遣プログラム「Intercalated Bachelor of Science programme(iBSc)」に関する「帰国後報告会」および「派遣決定通知書贈呈式」を開催しました。本イベントは、2024年度に派遣された第1期生の帰国を記念するとともに、国際教育のさらなる推進を象徴する意義深い機会となりました。
当日は、大竹尚登理事長、田中雄二郎学長をはじめとするScience Tokyo執行部のほか、プログラムに関心を寄せる在学生31人、メディア関係者6人が来場し、活気ある雰囲気の中で行われました。
iBScプログラムについて
iBScプログラムは、世界的な名門校であるインペリアルが提供する学位取得プログラムです。Science Tokyoは、英国・アイルランド以外の大学として初めて正式に参加資格を認められ、2024年度から学生派遣を開始しました。本プログラムでは、参加学生がインペリアルにて9ヵ月間、集中的にScienceの素養を学び、世界トップレベルの教育環境の中で学位(Bachelor of Science)の取得を目指します。
初年度となる2024年度には、3人の学生が第1期生として派遣され、いずれも優秀な成績を収めて帰国しました。2025年9月には、第2期生として新たに2人が渡英予定です。
帰国後報告会
報告会では、iBScプログラムディレクター・若林健二副理事による開会のあいさつに続き、第1期生3人によるプレゼンテーションが行われました。
学生たちからは、プログラムの構成や自身の研究内容、個人としての成長についての報告がありました。また、インペリアルとScience Tokyoとの教育システムの違いに触れ、それを踏まえた本学への提言などもなされ、今後のScience Tokyoの国際化に資する建設的な意見を大学執行部や在学生との間で共有しました。
派遣決定通知書贈呈式
続く贈呈式では、田中学長より、2025年9月に渡英予定の第2期生2人へ、派遣決定通知書が授与されました。式では、理事長と学長から学生への温かい激励の言葉も贈られ、派遣学生代表からは力強い意気込みと、本学からの支援に対する感謝が述べられました。
式典終了後には、メディア各社による学生・関係者への取材も相次ぎ、iBScプログラムへの関心の高さを改めて実感する一日となりました。
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更新履歴
- 2025年10月10日 本文の編集を行いました。