2025年度東京科学大学附属科学技術高等学校入学式を挙行

2025年4月30日 公開

新入生199人が入学

東京科学大学附属科学技術高等学校(Science Tokyo High School)は4月7日、田町キャンパスの附属高校体育館にて、2025年度入学式を執り行いました。桜が咲き誇る中行われた式典には、199人の新入生とそのご家族、および附属高校の梶原将校長をはじめ、高校関係の教職員、学長、理事、執行役副学長、来賓が出席しました。Science Tokyoとして執り行われる初めての入学式です。

新入生のご家族と共に執り行われた入学式

式では、各クラスの担任教諭による新入生呼名の後、梶原校長から入学が許可されました。

梶原校長は式辞で、新入生、またご家族へのお祝いの言葉とともに、「皆さんの能力は無限の可能性を秘めています。できそうもないと躊躇せずに、まずは手を出してみてください。全ての道は踏み出すことから始まります。長い人生の中ではわずかかもしれませんが、濃密な3年間を過ごしてほしいと願っています。」と新入生への期待の言葉を述べました。また、「新入生の皆さんが本校で科学技術や人と異なる考え方を理解できる力をしっかりと修得し、将来さまざまな問題を解決することに積極的に挑戦し、人類そして地球の発展に貢献できる人材となることを大いに期待しています。」と力強いメッセージで激励しました。

式辞を述べる梶原校長

次に、東京科学大学(Science Tokyo)の田中雄二郎学長は祝辞として、「皆さんは本日からScience Tokyoの一員です。今日から附属高校で科学技術を基本として、将来社会に貢献するために必要な基礎学力を身につけていくために、積極的に毎日を過ごしていただきたいと思っています。」と述べました。さらに、2027年4月に予定されている大岡山キャンパスへの移転に触れ、「理工学系なら同じ構内にある大学施設との連携、医歯学系なら湯島キャンパスにある医学部、歯学部、そして附属病院との連携により、さらに学びの幅を広げることができると期待しています。専門的で高度な研究の場に触れる機会も一層多くなり、将来が見通せる高校生活が送れると確信しています。」と新入生にエールを送りました。

祝辞を述べる田中学長

続いて、列席した山田素子理事(インフラ・事務総括担当)、関口秀俊執行役副学長(教育担当)の紹介がありました。

次に、来賓の「教育後援会」の仲道嘉夫副会長による祝辞、附属高校PTA会長、芝浦工業会長、教育後援会副会長の紹介、早坂健副校長による新入生のクラス担任紹介がありました。

式の最後には、新入生代表が「科学技術という真理を探求していくことをここに誓います」と誓いの言葉とこれから始まる高校生活への抱負を語り、閉式しました。

誓いの言葉を述べる新入生

附属高校では、科学・技術科のカリキュラムによる大学並みの実験・実習施設を活用した探究活動を軸に教育活動を行っています。また、Science Tokyoでは、附属高校との数多くの高大連携プログラムを展開しており、生徒は在学中に大学の教員や学生による講義を受ける機会が多数あり、理工学系、医歯学系ともに密な連携を深め、高大連携教育の強化、高校教育活動の充実を図っています。さらに、大岡山キャンパス移転に向け、高大接続・連携のさらなる連携を計画しています。

新入生のみなさん、ようこそScience Tokyo、そして附属高校へ。ご入学おめでとうございます。

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