Science Tokyo 設立記念「Science Tokyo ノーベル賞解説講演会」

2024年11月18日 公開

概要

開催日時

2024年11月20日(水)  16:00〜18:00

開催場所

オンライン(Zoomウェビナー)

参加対象者・定員

ご興味のある方ならどなたでも
学生、教職員、一般の方
定員:200名

参加費

無料

留意事項

シンポジウムの様子は、主催者が撮影し、広報・宣伝活動等に利用する可能性があります。ご了承の上、お申込みください。

申込方法

事前登録制

2024年のノーベル賞受賞研究内容について、東京科学大学の教員が分かりやすく紹介します。

プログラム内容

16:00~16:40 物理学賞

講演者

大関真之(理学院 教授)

講演タイトル

「モノの物理からコトの物理へ ―統計力学の地平線」
近年では生成AIと呼ばれ親しみもあり仕事のサポートや創作活動にまで発展している「生成AI」。その起源を研究してきた2人の研究者たちにノーベル物理学賞が授与されました。そう、その技術の背景にあるのはなんと物理。しかも磁石です。たくさんのものが集まれば質的に変わる。そうした現象を扱う統計力学に注目が集まっています。モノだけではなくそうした情報などコトにも対照範囲を広げた物理の世界を紹介します。

16:40~17:20 生理学・医学賞

講演者

淺原弘嗣(医歯学総合研究科 教授)

講演タイトル

「Its NOT a small world!小さな虫のなかの小さなRNAの物語」
2024年のノーベル生理学・医学賞は、アンブロス博士とラブカン博士が発見した「マイクロRNA」の研究に贈られました。小さな線虫で見つかった、この小さな分子は遺伝子の働きをダイナミックに制御し、その異常は様々な病気の原因となることから、小さな世界の小さな発見が、今やサイエンスと人類の健康に大きく貢献しています。

17:20~18:00 化学賞

講演者

大上雅史(情報理工学院 准教授)

講演タイトル

「計算でタンパク質の構造を予測し、新しいタンパク質を作る」
コンピューターのプログラムがノーベル化学賞!?AI企業の研究者がノーベル化学賞!?!?2024年のノーベル化学賞は話題性に富んだトピックとなりました。タンパク質の立体構造をAIで正確に予測するAlphaFold2と、人工タンパク質を新たに造り出すRosetta。タンパク質の理解と創造の革新を導いた、David Baker, Demis Hassabis, John M Jumperの3氏の功績を解説します。

Science Tokyo 設立記念「Science Tokyo ノーベル賞解説講演会」ポスター

関連リンク

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理学院業務推進課 運営事務グループ
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