夏の電脳甲子園「第32回スーパーコンピューティングコンテスト」を開催

2026年9月18日 公開

東京科学大学(Science Tokyo) 情報基盤センターと総合研究院 スーパーコンピューティング研究センターは、8月17日から21日にかけて、第32回スーパーコンピューティングコンテストの本選を、大阪大学 D3センター、理化学研究所 計算科学研究センターとの共同主催で行いました。

スーパーコンピューティングコンテストは、「夏の電脳甲子園」とも呼ばれており、高校生または高専生の2~3人が1チームとなり、スーパーコンピュータを使用して、難問を解くプログラムを4日間で作成し、その正確さと速度を競うプログラミングコンテストです。

本年度は理化学研究所「富岳」を使用し、オンラインで開催した本選には、予選を勝ち抜いた17校・20チームの55人が参加しました。

スーパーコンピュータ「富岳」 ©RIKEN

本選問題:「さまざまな大きさの円盤を効率よく詰め込もう」

本選問題では指定された正方形領域内に形や大きさの変化しない剛体円盤を互いに重なり合うことなく敷き詰める(ジャミング)を題材に、条件に沿って円盤の最適な配置を探索し、いかに高密度なジャミング配置を実現できるかが課題となりました。参加者は問題が提示する厳しい上限を満たす有効粒子配置を目指して、熱心に取り組みました。

課題説明(抜粋)

閉会式・結果発表

8月21日の閉会式では、主催・共催機関からのあいさつ、コンテストの結果発表が行われました。

主催機関から大阪大学 尾上孝雄理事・副学長のビデオメッセージ、Science Tokyo 情報基盤センターの友石正彦センター長、理化学研究所 計算科学研究センターの中島研吾副センター長のあいさつがありました。また、共催機関からは情報処理学会の赤澤紀子教育担当理事、電子情報通信学会 情報・システムソサイエティコンピュテーション研究会の渋谷哲朗委員長のあいさつがありました。さらに、文部科学省の浅野敦行研究振興局長がビデオメッセージで参加者の奮闘を称えました。

Science Tokyo 情報基盤センター 友石正彦センター長

続いて、出題者の川﨑猛史教授(大阪大学 D3センター)より本選問題の解説と、各チームの解答について講評を行い、参加した各チームが課題の取り組み方の工夫や、感想等を発表しました。その後、第32回スーパーコンピューティングコンテスト実施委員会委員長である大阪大学 吉野元教授が上位3チームを発表しました。

本選結果

1位:
LogConst(富山県立富山中部高等学校)
2位:
Greedy(静岡県立浜松工業高等学校)
3位:
MCHGirls(盛岡中央高等学校(岩手県))

1位になった富山県立富山中部高等学校「LogConst」には文部科学大臣賞が授与されました。また、本年度の学会奨励賞(情報処理学会 若手奨励賞、電子情報通信学会 情報・システムソサイエティ スーパーコンピューティング奨励賞)は盛岡中央高等学校「MCHGirls」に授与されました。このほか、本年度は筑波大学附属駒場高等学校「sabotage」にスーパーコンピューティングコンテスト実施委員会特別賞が授与されました。

関連リンク

お問い合わせ

第32回スーパーコンピューティングコンテスト実施委員会