本学美術部(医歯学系)の山中結理さんがフランス画壇の登竜門「Le Salon」にて入選の快挙

2026年3月27日 公開

2月13日から15日にかけてフランス・パリで開催された展示会、Le Salon société des artistes français(ル・サロン2026)にて、東京科学大学美術部(医歯学系)の部員である山中結理さん(歯学部歯学科学士課程6年)の作品「Aube(夜明け)」(油彩)が入選を果たし、パリの美術館グラン・パレにて作品が展示されました。また、協賛社によるL’Œil Magazine 賞の最終候補にも選出されました。

グラン・パレに展示された自身の作品の前に立つ山中さん

ル・サロンはルイ14世の提言で創設された、350年以上の歴史を持つ世界最古の公募展であり、ヨーロッパ美術界で最も格式の高い公募展の一つです。モネ、ルノワール、セザンヌなどの歴史に名を残す画家たちがこの公募展で名声を獲得し、美術界に大きな影響を与えてきました。

かつて23歳の若きルノワールもこのル・サロンで初入選を果たしておりますが、山中さんもルノワールと同じ年齢で初めての入選を果たすことができました。今回は受賞には至りませんでしたが、ピカソやシャガールをはじめとする巨匠たちを独占取材し、誌面を飾ったことのあるフランスの名門美術誌「L’Œil」から高い評価を得たことは画家デビューの大きな一歩です。

山中さんの作品「Aube(夜明け)」
ル・サロン名誉会長のジャン・マリ・ザッキさん(右)と山中さん
グラン・パレはフランスを代表する美術館

さらにこの結果を受け、美術展「第39回パリ国際サロン」において、4月に特別招待展示を行うことになりました。パリを訪れる機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。

山中結理さんのコメント

憧れの画家たちも目指した美術界の登竜門であるル・サロンで作品を展示でき、非常に嬉しく思っております。

私は高校時代の自身の矯正治療経験から、歯科治療が完全オーダーメイドの芸術作品であることに気づき、人の生活を支える芸術を学びたいと本学に入学しました。そのためこの6年間、歯科医師を目指しつつも油絵を描き続けてきました。その努力が実を結び、思いがけず評価していただけたことに感謝しております。

また、このたびは部活の海外遠征という前例のない機会でしたが、許可してくださった顧問の先生、D6の先生、美術部の皆様、湯島海外グループの皆様など多くの方々のご協力により渡航し、展示会に出品することができました。誠にありがとうございました。

卒業後は美術を歯科技術に活かせる歯科医師になれるよう、精進いたします。
今後とも東京科学大学美術部を応援していただけましたら幸いです。

多くの美術愛好家や関係者で賑わう展示会場

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