Science Tokyoの7部局で2025年度女性教員公募を実施

東京科学大学（Science Tokyo）の理工学系は、7部局で各1人、女性限定の教授、准教授または助教の教員公募を行います。
男女雇用機会均等法第8条に基づくポジティブ・アクションとして、女性教員の割合が低い本学理工学系の現状を積極的に改善するための措置であり、旧東京工業大学では2022年度から女性限定の教員公募を実施しています。
公募の詳細は教員公募ページをご覧ください。

東京医科歯科大学と東京工業大学は2024年10月に統合し、東京科学大学（Science Tokyo）が誕生しました。Science Tokyoは、複雑な社会課題や未知の危機に対し、開かれた大学として国内外の知を結集してその解決を図り、善き未来社会を創造します。異なる環境、背景、価値観を持つメンバーと一緒にビジョンを創り出していく中で、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン（DE&I）の重要性を改めて認識しています。

そこで、Science Tokyoの構成員の多様性を促進する施策の1つとして、旧東京工業大学で2022年度から取り組んできた理工学系での女性限定の教員公募を今年度も実施します。DE&Iは、新たなイノベーションを生み出す基盤です。地球環境の悪化、新興・再興感染症、少子・高齢化など人類の直面するさまざまな課題の解決と善き未来社会の創造に向けて、大学はその知を結集し、より大きな役割を果たすことが社会から期待されています。採用者には、この一翼を担い、Science Tokyoにおいても、領域・分野にとらわれずに異分野を横断したVisionを描き、そのVisionの実現に向けた研究・教育で活躍することに加え、大学ガバナンスに参画し多様な人材の活躍などDE&Iについてともに議論を深めていくことを期待します。

DE&Iのさらなる推進のため、保育所の設置、女性専用休養室・パウダールームの増設・新設、多目的トイレなどバリアフリー設備の拡充、外国人活躍支援活動の充実など、着実に進めています。また、アンコンシャスバイアス研修の実施など教職員の意識改革の推進、多様性の評価指標開発などのマネジメント改革も積極的に行っています。こうした取り組みは2025年以降もさらに拡充させ、世界中から多様な人材が集まる大学を目指します。
研究者の皆様の積極的なご応募をお待ちしています。

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