大竹理事長が東京科学大学インドネシア同窓会、日インドネシア学長会議に出席

2025年8月15日 公開

7月10日、東京科学大学(Science Tokyo)の大竹尚登理事長、髙田潤一執行役副学長(国際担当)がインドネシアを訪問し、日インドネシア学長会議に出席しました。また、7月12日には、インドネシア蔵前会設立1周年記念同窓会に出席しました。

第6回日インドネシア学長会議は、コロナ禍以降初めて、インドネシアのハサヌディン大学で開催され、インドネシア側 60 大学、日本側 32 大学及び両国の政府関係者等、合計 約300 名が参加しました。本学へのインドネシアからの留学生数は第2位(2025年現在)であり、本会議内でも多くの本学卒業生が出席され、有意義な意見交換・ネットワーキングの機会となりました。

7月12日には、インドネシア・ジャカルタのサンプルナ大学で、インドネシア蔵前会設立1周年を記念した東京科学大学インドネシア同窓会が開催されました。旧東京工業大学の同窓会組織であるインドネシア蔵前会から33名、旧東京医科歯科大学から同窓生10名の総勢43名が集まり、大竹理事長と高田執行役副学長を交え、交流を深めました。

同窓会集合写真

開会に先立ち、サンプルナ大学プロボストのスルヤ・マリン先生による歓迎の挨拶があり、その後、大竹理事長がサンプルナ大学及び参加者への謝辞とともに開会の挨拶を述べました。次に本学卒業生で、日本の文部科学省に相当するMinistry of Higher Education, Science and Technologyのファウザン・アズィマン局長が流暢な日本語と英語で両国の学生交流プログラムの促進・研究交流・産学連携の強化、そしてその担い手としてのScience Tokyoへの期待と卒業生達のサポートについて述べました。その後、インドネシア大学前歯学部長のスリ・アンキー・スカント先生が旧東京医科歯科大学時代の思い出を語ってくださいました。

和やかな雰囲気のなかランチ会食と歓談が行われた後、大竹理事長から、Science Tokyoについて紹介を行いました。卒業生からはインドネシア人留学生に関することなど様々な質問がありました。

同窓会の様子
大竹理事長によるScience Tokyo紹介

閉会挨拶は、インドネシア蔵前会会長であり、前ガジャマダ大学学長のパヌト・ムリオノ教授より、これからも変わらず本学と卒業生との関係が続いていくことへの期待が述べられました。閉会後も卒業生達は時間も忘れ、仲間同士、そして大竹理事長や高田執行役副学長との対話を楽しみました。

インドネシア蔵前会は、ムリオノ教授らが中心となって、2024年8月に正式発足しました。旧東京医科歯科大学でもインドネシア在住の主に歯学部出身の卒業生が中心となってネットワーキングを行っています。また今回の同窓会は、インドネシア蔵前会事務局長であり東工大特定准教授を兼務する、サンプルナ大学のファリド・トリアワン准教授が開催準備に尽力してくださいました。

今回のScience Tokyoとして初となるインドネシア同窓会では、一つの大学としての結束、そしてインドネシア在住の両大学同窓生としての連帯を参加者一同で共有し、絆をさらに深める貴重な一歩となりました。

ムリオノ教授との記念品交換
ネットワーキングの様子(一番右がファリド准教授)

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