概要
開催日時
2025年2月20日(木) 13:30〜17:20
開催場所
東京科学大学 大岡山キャンパス 西9号館ディジタル多目的ホール(Zoomウェビナーによる同時配信あり)
対象
本学教職員、他大学教職員など
参加申込
以下の参加申込フォームよりお申し込みください。
※現地参加・オンライン参加いずれの場合もウェビナー登録が必要です。
深層学習や大規模言語モデルの登場によって、ビッグデータをもとに学習し、文章や画像などを自動で作成できる人工知能「生成AI」は、社会にも有益なものになろうとしています。一方、発展途上の技術であるため、大学教育への適用を考えた場合、好ましい影響だけでなく、注意すべき面も指摘されています。2023年7月13日に文部科学省が公表した「大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて」では、大学・高専の対応の参考となる生成AIに関して利活用が想定される場面例や留意すべき観点等がまとめられており、各大学に対して、それぞれの事情に応じた適切な生成AIの取扱いを求めています。
このような社会全体の変革期においては、いち早く新しい技術に適応するための教育のあり方に関心が寄せられています。過去においては、インターネットを使い大学教育を効率化する方法が模索され、また、インターネットの悪影響を軽減するためにカリキュラムの再検討も行われてきました。生成AIと大学教育に関しても、インターネットの場合と同様な検討が必要不可欠と考えられます。本シンポジウムでは、新たな学びを創り出す可能性を秘めた生成AIを大学教育に取り入れることを前提に、未来のために学習者をどう育てていくか、また、これからの大学教育の評価のあり方を探っていきます。
プログラム
- 13:00~13:30
- 開場・受付
- 13:30~13:35
- 開会挨拶
加藤 由香里(東京科学大学 教育革新センター センター長 教授)
- 13:35~13:40
- 趣旨説明
山下 幸彦(東京科学大学 教育革新センター 副センター長 教授) - 13:40~14:20
- 講演 1
「覚える」「考える」「身につける」ことと生成AI
辰己 丈夫(放送大学 教養学部 教授) - 14:20~15:00
- 講演 2
AIリテラシーが切り拓く高等教育の新たな地平
美馬 のゆり(公立はこだて未来大学 システム情報科学部 教授) - 15:00~15:15
- 休憩
- 15:15~15:25
- 本学事例紹介 1
本学の教育における生成AIの試行利用
畠山 久(東京科学大学 教育革新センター 准教授) - 15:25~15:40
- 本学事例紹介 2
生成AI活用に向けてのデータサイエンス・AI全学教育機構における基盤教育
三宅 美博(東京科学大学 情報理工学院 教授/データサイエンス・AI全学教育機構 機構長)
- 15:40~15:50
- 本学事例紹介 3
プログラミング教材準備のための生成AIの利用
脇田 建(東京科学大学 情報理工学院 准教授) - 15:50~16:00
- 休憩
- 16:00~16:50
- パネルディスカッション
パネリスト:
辰己 丈夫(放送大学 教養学部 教授)
美馬 のゆり(公立はこだて未来大学 システム情報科学部 教授)
三宅 美博(東京科学大学 情報理工学院 教授/データサイエンス・AI全学教育機構 機構長)
脇田 建(東京科学大学 情報理工学院 准教授)
モデレーター:
畠山 久(東京科学大学 教育革新センター 准教授) - 16:50~17:10
- 質疑応答
- 17:10~17:20
- 閉会挨拶
関口 秀俊(東京科学大学 執行役副学長(教育担当)) - 17:30~18:30
- 情報交換会(希望者、会費1,000円)
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お問い合わせ先
東京科学大学 教育革新センター
TEL:03-5734-2993
E-mail:symposium[at]citl.isct.ac.jp ( [at] を @ に置き換えてください)