東京工業大学※端艇部(ボート部)は、 7月13日に戸田ボートコース(埼玉県戸田市)で開催された第56回「関東理工系レガッタ」に出場し、男子エイトで優勝しました。このレースは、2024年に導入された端艇「燕Ⅲ」の初陣でした。
「関東理工系レガッタ」は、東工大をはじめとする関東の理工系大学、理工系学部のボート部で構成されていて、1,000mをボートで漕ぐスピードを競います。なお、今回の大会では、東工大が主管校として大会の準備、運営を行いました。
同大会においては新入生を中心に行われるレース、新人ナックルフォア(500m)も開催され、東工大の新人クルーも活躍しました。また、東京医科歯科大学の漕艇部(ボート部)も男子ダブルスカルで優勝し、統合後の東京科学大学(Science Tokyo)においても、今後のボート部の活躍が期待できる大会となりました。
エイト
エイトは、両手で1本のオールを持つ種目で、8人の漕手が左右に分かれてオールを漕ぎ、それとは別に舵手(コックス)が1人乗り、1チーム9人で構成しスピードを競う競技です。8人で漕ぐことで速いスピードのレース展開が実現されることから、ボート競技の花形と言われています。
エイト優勝クルー
高橋将生さん(物質理工学院 応用化学系 学士課程4年)
吉野裕介さん(物質理工学院 材料系 学士課程4年)
濱田脩平さん(物質理工学院 応用化学系 学士課程3年)
石羽立汰さん(工学院 電気電子系 学士課程3年)
西拓斗さん(工学院 電気電子系 学士課程3年)
大石一路さん(理学院 地球惑星科学系 学士課程3年)
安間光一さん(物質理工学院 材料系 学士課程3年)
奥田洋輔さん(物質理工学院 応用化学系 学士課程2年)
石橋賢太さん(物質理工学院 応用化学系 学士課程2年)
クルーチーフ吉野裕介さんのコメント
大会当日は学士課程4年生の大学院入学試験と重なっていたり、3日前には病人が出たりと、万全の体制では挑めない不安のある大会でしたが、レースではスタートで前に出て、落ち着いて漕ぐことで、優勝することができました。
研究室も忙しくなり始めましたが、勉学を第一に取り組みつつ、ボートでもインカレに向けて再度調整をしながら練習に励みたいと思います。
- 東京工業大学は、2024年10月に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学(Science Tokyo)となりました。
関連リンク
- 漕艇部の活動は東京科学大学基金によりサポートされています。