データサイエンス・AI全学教育機構が「データサイエンス・AI共創グループワーク」を実施

2026年3月6日 公開

2026年3月30日 更新

学生と企業が社会課題の解決に挑む

Science Tokyo(東京科学大学)データサイエンス・AI全学教育機構は、2026年2月4日(水)および18日(水)の2日間にわたり、大岡山キャンパスにて「データサイエンス・AI共創グループワーク」を開催しました。
データサイエンス・AI共創グループワークは、学士課程から博士課程まで幅広い年次・専攻の学生と、多様な業種から参加した連携企業の社会人、そして教員が、連携企業ごとに混合チームを構成し、実社会の具体的な課題解決に挑む実践的なワークショップです。

グループワークには、株式会社IHI、第一三共株式会社、株式会社竹中工務店、電源開発株式会社、日本電気株式会社の連携企業5社が参加し、下記のテーマで取り組みました。

  • メンテナンスをもっとスマートに ~部品引当を最適化して、組立スピードを劇的にアップする方法を探ろう~
  • 未来のAIを一緒に探検しよう ~2030年に向けたAI進化のフロンティアを研究者と共に描こう~
  • 人と知識のつながりを再発見 ~AI時代における"人"の知識価値を考え、コミュニティの未来を創ろう~
  • AIで水力発電を進化させよう ~電力市場と水資源を活かす最適運用をAIで実現する挑戦~
  • AIエージェント時代を切り拓こう ~AIが経済活動を担う未来に向けて差異化技術を一緒に考えよう~

目的は、単なるスキルの習得にとどまらず、立場や専門性が異なる参加者が議論を重ねることで、社会課題を解決するための「構想力」を身につけることにあります。学生にとっては自身の研究やデータサイエンス・AIの知見が実社会でどう活きるかを肌で感じる機会となり、企業にとっては学生の斬新な視点から既存課題への新たな糸口を見いだす貴重な場となりました。

初日は、三宅美博特任教授によるあいさつで幕を開け、奥村圭司特任教授が司会進行を務めました。自己紹介後、各チームはリーダーやファシリテーターなどの役割を分担。事前課題(ホームワーク)の内容を共有した後、ブレインストーミング(自由な雰囲気でアイデアを出し合う集団技法)を行い、活発な議論を交わしながらアイデアを形にしていきました。

ブレインストーミングで次々と新しいアイデアを出し合う参加者たち

2日間の実施期間中、参加者は中間発表でのフィードバックを経て議論を深め、最終日には各グループによる成果発表を実施。グループ間での質疑応答や相互の助言を通じ、多角的な視点から課題解決のプロセスを学びました。

他チームとの意見交換を通じて、自分たちの課題を再確認する中間発表
成果発表に向けて議論を重ねる参加者たち

プログラムの締めくくりとして行われた懇親会では、チームの枠を超えた交流が生まれ、連絡先を交換する姿も見られるなど、2日間を通じて強いネットワークが築かれました。

参加者アンケートでは、「企業課題に直接挑戦でき、DS・AIの活用を実践的に学べた。新鮮で有意義な経験だった(学生)」「学生・教員との協働は非常に刺激的。貴重な機会をいただいた(社会人)」「実務応用の現場を知る良い機会であり、企業の丁寧な指導に感謝したい(教員)」などの感想が寄せられました。

データサイエンス・AI全学教育機構は、今後も企業と学生の共同教育を推進し、次世代の社会を牽引する人材の育成と新たな価値創造に取り組んでまいります。

参加者の集合写真

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更新履歴

  • 2026年3月30日 本文の編集を行いました。

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