
4月16日(水)、中国・清華大学の李路明学長ご一行が東京科学大学を訪問されました。大竹尚登理事長をはじめ、森尾友宏理事・副学長(国際担当)、髙田潤一執行役副学長(国際担当)、猪原健弘教授、調麻佐志教授(いずれもリベラルアーツ研究教育院)が出席し、活発な意見交換が行われました。
会談では、「キャンパスアジア+」プログラムや東京科学大学・清華大学 大学院合同プログラム(以下、合同プログラム)など、長年にわたり築かれてきた学生交流について議論が交わされました。
両大学で実施している合同プログラムは昨年20周年を迎え、これまでに220人以上の修了生を輩出してきました。そして今年、全学協定締結から40周年という節目を迎えています。

また、「キャンパスアジア+」プログラムは、東京科学大学、清華大学、KAIST(韓国)、南洋理工大学(シンガポール)の4大学により実施され、毎年各大学から10名ずつの学生が派遣・受け入れを行っています。
今回の訪問の中で、東京科学大学と清華大学は全学協定更新の調印式を執り行い、両大学のさらなる関係強化を確認しました。今後は学生交流にとどまらず、共同研究の推進や学術的連携の拡大についても協力を進めていくことが懇談の中で話し合われました。

調印式の後、李学長ご一行と合同プログラムの学生(東京科学大学在籍中の東京科学大学生、東京科学大学に留学中の清華大学生)との懇談会が開催されました。
懇談会では、東京科学大学での研究内容や、両大学での学生生活、合同プログラムでの経験などについて学生が発言し、李学長や清華大学教員から多数質問があがりました。
30分という限られた時間での開催でしたが、活発な交流が行われ、学生にとって直接李学長と懇談する大変貴重な機会となりました。


今回の会談と協定更新は、両大学の連携が新たなステージへと進む第一歩です。今後も教育・研究の両面で協力関係を一層深め、学術連携を目指していきます。
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