東京科学大学(Science Tokyo)大岡山学生支援センターおよびアントレプレナーシップ教育機構は1月29日、大岡山キャンパス蔵前会館にて、「独立行政法人・国立研究開発法人等業務説明会」を開催しました。
この説明会は今回で4回目の開催となります。そのうち対面開催は2回目ですが、前回よりも広い会場で実施し、22法人(内2法人は資料参加)と約100人の学生(学士課程~博士後期課程)が参加しました。また、2024年10月に東京医科歯科大学と東京工業大学が統合したため、今回は医歯学系の学生にも参加を呼びかけました。

この業務説明会は、学生に多くの独立行政法人や国立研究開発法人があることを知ってもらうこと、各法人の業務について理解してもらうことを通して、学生のキャリアの選択肢を広げることを目的に、採用活動とは一線を画して開催しています。
参加法人
エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、科学技術振興機構(JST)、国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)、国立印刷局、国立国会図書館、産業技術総合研究所(AIST)、情報通信研究機構(NICT)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、製品評価技術基盤機構(NITE)、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)、鉄道総合技術研究所(RTRI)、電力中央研究所(CRIEPI)、都市再生機構(UR都市機構)、日本学術振興会(JSPS)、日本銀行、日本原子力研究開発機構(JAEA)、農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)、理化学研究所、量子科学技術研究開発機構(QST)
資料参加:関東甲信越地区国立大学法人等職員採用試験事務室、物質・材料研究機構(NIMS)
※敬称略

参加学生の主な感想
- 丁寧に説明していただき、質問にも丁寧に答えていただき、わかりやすかった。
- 社会課題とそれに対するミッションをまとめて話していただき、法人の「立ち位置」が非常に良く理解できた。
- 今までに説明会で聞いたことがあった説明でも、もう一度聞くことで、新たな発見があった。
- 分野外の方も多く働いていることが意外だった。
- 重要な職務があることがわかり、魅力を感じた。
- 具体的な事例も含めて説明してくださったので、業務をイメージしやすかった。
参加法人の主な感想
- 公的機関に関心がある学生が参加しているので、知名度に左右されないのが良い。
- 公共関係に絞った開催は他に聞いたことがなく、志向の一致する学生さんが来やすいのではないかと思う。
- 独立行政法人と国立研究開発法人に絞っているため、興味のある学生、志望意欲の高い学生が来ることから、導入がスムーズであった。
- 意欲的かつ真面目な学生さんが多く、事前に多くの質問を用意して臨んでいらっしゃる方もいたことが驚きだった。
- 理系学生へのアプローチ方法を模索しているところ、このように優秀な学生の皆さまにお会いすることができ、大変ありがたい。
- 学生とじっくり対話でき、当方にとっても最新の学生の動向を伺えるなど学びの機会となった。
独立行政法人や国立研究開発法人に限定した貴重な説明会ということで、参加法人の満足度も非常に高くなりました。また、熱心な学生が多く、終了予定時刻を過ぎても会場は賑わっていました。
Science Tokyoでは、学生のキャリアの選択肢を広げることを目的に、今後も、さまざまな業界や職種を紹介する説明会やセミナーを実施していきます。
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更新履歴
- 2025年5月8日 本文の編集を行いました。
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アントレプレナーシップ教育機構 キャリア教育実施室
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