故 那須聖教授は、建築意匠の分野において卓越した教育・研究のご業績を残されるとともに、東京科学大学(Science Tokyo)の未来を見据えた高い視座を持っておられました。本学の将来構想だけでなく、地域・社会と共生する魅力的なキャンパスの実現に向け、多大な貢献をされました。
すずかけ台キャンパスの環境改善やJ4棟の基本計画、田町新キャンパスの整備計画など、その功績は多方面にわたっています。とくに大岡山キャンパス西5号館においては、デザインアーキテクトとして中心的な役割を担われました。また、同館2階大学食堂「つばめテラス」の内装およびサイン計画においては、那須教授の豊かな感性と深い専門知識に基づく設計的視点が空間に具現化されており、利用者にとって心地よく親しみやすい場を実現するうえで極めて重要な役割を果たされました。
このような貢献を記憶にとどめ、後世に継承していくために、「つばめテラス」内に那須教授の功績を讃える銘板を設置することを目的として、「故 那須聖教授の功績を讃える銘板設置基金」を設立しました。
本趣旨へのご理解と、銘板設置基金へのご支援ご協力をいただきますよう、お願いいたします。
故 那須 聖 教授
環境・社会理工学院 建築学系
2025年1月9日逝去(享年54歳)




銘板設置概要
- 場所 つばめテラス入口付近の柱(検討中)
- 時期 2025年度内を想定
基金募集期間
2025年5月23日(金)~9月30日(火)
ご支援の使途
- 故 那須聖教授の功績を讃える銘板の設置
- 建築文化、教育理念を未来に伝えるための教育支援
関連リンク
更新履歴
- 2025年7月11日 本文の編集を行いました。