東京科学大学(Science Tokyo)は、国際卓越研究大学をメインテーマとした「タウンホールミーティング」を5月26日の大岡山キャンパスでの開催を皮切りに、6月2日までの間に各キャンパスで開催しました。
昨年開催した初のタウンホールミーティングと同様に大竹尚登理事長、田中雄二郎学長の出席のもと、井上光太郎理事(財務担当)とファシリテーターを務めるChief Integration Officer (CItgO)の飯田香緒里副学長(産学官連携担当)と桑田薫副理事(DE&I担当)も出席し、全5回、うち1回は英語で実施され、延べ305人の教職員が参加しました。英語会ではタウンホールミーティング後に懇談会を開催し、より近い距離で意見交換をしました。

タウンホールミーティングは、2024年10月1日に船出したScience Tokyoがその力を十二分に発揮するために、「執行部と構成員が、これまでの歴史と文化を尊重しつつ、1つにまとまりOur Teamをつくっていくことが大切である」という理事長と学長の思いを具現化したものです。


今回のタウンホールミーティングでは、「Science Tokyoの未来への構想について」というコンセプトが示されました。そして、「国際卓越研究大学」の構想概要として、「大学統合のモメンタムを活かした全学改革により医工連携を含む異分野融合のビジョン駆動型研究・教育体制へ迅速に転換し、世界最高水準の研究・教育を実現する。また、世界に開かれた大学としてパートナーとエコシステムを共創し、科学の力による課題解決を通して社会的インパクトを生み、善き未来を創造する」ことと、その具体的な構想の説明がありました。
今回のタウンホールミーティングでは国際卓越研究大学への質問を中心に、さまざまな立場の参加者から意見が寄せられました。
理事長、学長らはそれぞれの質問に対し、考えやビジョンを率直かつオープンに回答しました。
今回のタウンホールミーティングは理事長、学長にとって今後の体制や方向性を検討していくうえで新しい発見を得る機会となり、教職員にとっては、「理事長や学長に、自分たちの考えや思いを伝えられる」ことを実感できる場となりました。主なやりとりは参加者のみならず学内に共有され、要望、意見等には順次検討を加え対応を行っていきます。
今後のタウンホールミーティングは、病院で働く医療従事者との対話などを計画し、さまざまな組織にフォーカスし実施する予定です。
2つの大学が統合したからこそできることの発見を目指して、これからも本音の対話を続けていきます。




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