東京科学大学(Science Tokyo)は須田立雄氏(1964年旧・東京医科歯科大学大学院歯科研究科修了)に栄誉教授の称号を授与することを決定しました。2025年3月24日に湯島キャンパスで、田中雄二郎学長から須田氏に栄誉教授の称号記が贈られました。

栄誉教授の称号は、本学教授、退職者、卒業・修了生のうち、ノーベル賞や文化勲章、文化功労者、日本学士院賞など教育研究活動の功績をたたえる賞もしくは顕彰を受けた者に対して授与されるものです。須田氏はビタミンDの代謝調節やその臨床応用等を研究し、骨粗鬆症の治療薬となる活性型ビタミンDの合成誘導体(1α-ヒドロキシビタミンD3)を考案しました。
また、破骨細胞分化因子(ODF/RANKL)を発見するなど、多くの業績をあげ社会に大きな貢献をしました。これらの業績により、須田氏は、1998年に紫綬褒章、2010年に瑞宝重光章を受賞するとともに、2007年に日本学士院会員、2021年に文化功労者にも選出されています。今回、これまでの研究業績や受賞に対して、栄誉教授の称号が授与されました。

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