2024 ICPC世界大会で本学チームが金メダルを獲得、世界4位の快挙

2025年2月13日 公開

2024年9月15日から9月20日にかけてカザフスタンのアスタナで開催された2024 ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト世界大会(International Collegiate Programming Contest World Finals:以下、2024 ICPC世界大会)において、東京工業大学のチーム「tonosama(トノサマ)」が世界4位に輝き、金メダルを獲得しました。1位から3位のチームと同じ解答数を記録しましたが、解答所要時間の差で4位となりました。金メダルはICPCにおけるトップ層を示すチームに与えられる名誉であり、本学チームの高い技術力と競技力が世界に認められた結果です。

金メダルを首にかけるチームtonosamaメンバー(左から岸田さん、木ノ下さん、兼下さん、コーチの中村助教)

チームtonosama

メンバー

木ノ下恭範さん(情報理工学院 数理・計算科学系 修士課程2年)
兼下航輔さん(情報理工学院 情報工学系 修士課程1年)
岸田陸玖さん(情報理工学院 数理・計算科学系 修士課程2年)

チームコーチ

中村誠希助教(情報理工学院 情報工学系)

チームtonosama 兼下さんのコメント

ICPC 世界大会は個人としては2回しか参加権がない大会で、私は2回目の出場でした。 自分としても東工大としても出場できる最後の大会で、東工大史上一番良い順位を取ることができてとても嬉しいです。また地区チャンピオンシップ大会では6位でしたので、そのリベンジを果たし結果的に同じアジア太平洋地区内で最高順位を取れたという点でチームとしても良かったです。コンテスト以外にも、他大学の学生との交流や関連イベントに参加し、とても貴重で楽しい時間を過ごせました。

ICPCとは

ICPCは、世界中の大学生がプログラミングの技術とアルゴリズムの設計力を競う世界最高峰のプログラミング競技大会です。3人1組のチームで現実世界に即した課題に取り組みます。国内予選、地区大会(日本の場合はアジア太平洋地区大会)、地区チャンピオンシップ大会(日本の場合はアジア太平洋地区チャンピオンシップ大会)を経て選抜されたチームが、世界大会に出場します。2024 ICPC世界大会においては日本から本学、東京大学、京都大学、大阪大学の4チームが出場し、東京大学は銀メダルを獲得しました。

※東京工業大学は、2024年10月に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学(Science Tokyo)となりました。

関連リンク

お問い合わせ

情報基盤センター
西崎真也
Email nisizaki@cs.titech.ac.jp