生命理工学院 戸田安香准教授が、12月23日(火)より放送予定のNHKワールドJAPAN「Science View」に出演します。同番組は、日本の最先端の科学技術や研究成果を世界に向けて紹介しています。
番組では戸田准教授らが構築した味覚受容体の機能解析技術の紹介、それを用いて明らかにした味覚の進化に関する研究内容が紹介されます。
ぜひご覧ください。
番組情報
- 番組名
- NHKワールドJAPAN「Science View」
- タイトル
- An Evolutionary Sense of Taste
- 放送日
- 12月23日(火)23:30
12月24日(水)5:30、12:30、18:30 - 視聴可能期間
- 2025年12月23日から2026年12月22日まで
放送内容
今回の放送では、戸田准教授らが開発した味覚受容体の機能解析技術が取り上げられ、この技術を用いることで明らかになってきた味覚の進化のストーリーが紹介されます。
例えば、鳥類は甘味受容体を失っているにもかかわらず、ハチドリや鳴禽類は旨味受容体が糖を感知する能力を獲得し、花蜜を味わえるようになったことが分かっています。
また、霊長類は、元々グルタミン酸に旨味を感じなかったものの、ヒトを含む大型化した霊長類の祖先で旨味受容体がグルタミン酸を認識できるように進化し、葉を重要なタンパク質源として美味しく味わうのに役立ててきた可能性が示されました。
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お問い合わせ
生命理工学院 生命理工学系
准教授 戸田安香
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