蔵前ニュース 2025年5月号

2025年5月1日 公開

蔵前工業会からのお知らせを毎月初旬にScience Tokyo WebサイトとSlackに掲載します。

目次

1.5月10日~11日開催 「第2回 インターンシップ企業研究会(K-seek)」

主催:一般社団法人 蔵前工業会
共催:東京科学大学 学生支援センター
対象:東京科学大学生であれば、分野を問わず、どなたでも参加可能

■【開催日】
2025年5月10日(土)、11日(日)
・開催方式は、「zoom」及び「ovice」によるオンラインです

【概要】
このイベントは第1部:「業界勉強会」と、第2部「インターンシップ説明会」を2日間に渡って、実施します。

■第1部:「業界勉強会」:zoom
・5月10日(土)10:00-16:40(昼休憩1時間あり)
・くらまえアドバイザーによる、業界についての勉強会
■第2部「インターンシップ説明会」: ovice
・5月11日(日)13:30-18:00(前後半の企業入替制)
 人気企業約120社の参加による、説明会

【開催案内ウェブサイト ・ 参加申込方法】
以下より概要をご確認の上、ご登録ください。
蔵前工業会 第2回インターンシップ企業研究会(K-seek)

これから就活を始めようとしている方、インターンシップに興味がある方は、このイベントを最大限に活用しましょう!

大学(kuramae.event@ssc.isct.ac.jp)から配信されるメールや、Slack(#an-career-related-info-キャリア支援)でも詳細をお知らせしています!

<次回就活イベント>
・2025年6月18日(水) 「蔵前就職情報交換の集い(K-meet Plus)」
2026年4月入社に向けて就職活動を継続中の方は、最後の企業説明会となります。また、2027年以降の入社に向けて、就職活動を始める方も、情報収集の場として、奮ってご参加ください。(リモート開催)
蔵前工業会のキャリア/就職支援ウェブサイト
問い合わせ先:
一般社団法人 蔵前工業会(東京科学大学理工学系同窓会)
Email: ksi@kuramae.or.jp

2.蔵前技術士会第209回例会(総会・講演会)の開催

総会に続き、東京科学大学 工学院 機械系 准教授の高橋秀治先生にご講演いただきます。
近年、ロボット技術、AI技術、IoT技術、遺伝子情報技術などを活用し、農業分野における生産性や品質の向上、労働効率の改善、さらには環境負荷の低減を目指す「スマート農業」が注目を集めています。
高橋先生は、2022年より東京科学大学すずかけ台キャンパスに構築された「スマート農業教育研究フィールド」において、農業の課題解決へ向けた工学知シーズの応用展開について探求されており、スマート農業を支える自律作業可能な機械システム構築を目的に、電力・通信・水のオフグリッド技術、農場のセンシング技術、アクチュエーション技術、デジタルツインを活用した農業技術などの研究・教育に取り組まれています。
本講演では、スマート農業教育研究フィールドでの研究・教育の概要をご紹介いただくとともに、関連する取り組み事例として、大岡山キャンパスで展開されている都市型屋上スマート農園やスマート農業技術の社会実装を促進するアウトリーチ活動についてお話しいただきます。

■日程 5月17日(土)
・総会(15:00-15:50)・講演会(16:00-17:00):ロイアルブルーホール及びZoom
・交流会(17:15-18:00):ロイアルブルーホール
■講演:「スマート農業の新展開と東京科学大学での取り組み(仮)」
■講師:東京科学大学 工学院 機械系 准教授 高橋秀治先生
■参加費 講演会1,000円(蔵前工業会員及び東京科学大生は無料)
     交流会1,000円(東京科学大生は無料)
■申込:https://www.kuramae.ne.jp/gijutsushikai_seminar_entry/ 
    (5月15日〆切)
※開催案内は蔵前技術士会のWebサイトに掲載いたします。また会員へは開催案内メールを配布します。
■お問い合わせ 
蔵前技術士会

3.東京支部 春の講演会・懇親会(支部総会に続き)開催のご案内

*支部総会に続き、川内谷卓磨氏の講演会を開催いたします。

■日時: 2025年5月17日(土)16:30-17:30
(懇親会 17:30-19:00)
■演題:「複雑時計 Kodoの開発 ~機能価値と感性価値の融合~」
■講師:川内谷 卓磨 氏 2000年(H12)経営システム工学科卒業(伊藤研究室)
■概要:東京工業大学経営システム工学科を2000年に卒業後、ミュージシャンとして活動。母の何気ない一言をきっかけに機械式時計に興味を持ち、30歳で時計職人の専門学校に入学、2年後にセイコーインスツル株式会社に入社し、それ以来時計の開発者としてのキャリアを歩む。開発したKodo コンスタントフォース・トゥールビヨンは、グランド・セイコーから2022年に発売された機械式腕時計で、コンスタントフォース機構とトゥールビヨン機構という2つの複雑機構を同軸上で一体化した、世界初の高精度機構を備えたもの。4400万円という価格にも関わらず、20本限定で発売されるとすぐに完売し、時計界のアカデミー賞と呼ばれるジュネーブ時計グランプリでは、特別賞であるクロノメトリー賞を受賞。
講演では、Kodoの概要や開発の経緯、なぜKodoが大きな評価を受けたのか、Kodoの設計にミュージシャンとしてのキャリアがどのように影響したのか、といったことについてお話しいただきます。

■会場:東京科学大学蔵前会館1階 くらまえホールおよびZoomによるオンライン
■対象者:東京科学大 学生・教職員 卒業生(東工大/東京医科歯科大学OBOG)
■会費: 1,000円(会場参加者懇親会費を含む)*学生無料
■申込み:東京支部「支部総会・春の講演会」 参加申込み *5月14日(水) 〆切

■問合せ:蔵前工業会東京支部事務局
     Kuramae-tokyo@deluxe.ocn.ne.jp