8月20日、東京工業大学※の公認サークルであるデジタル創作同好会traPは、「中高生のためのプログラミング教室」を大岡山キャンパスで開催しました。年に2回開催している本教室は、今回で16回目となりました。
今回の教室には、プログラミング初心者やプログラミングに興味を持つ小学生から高校生までの24人が参加し、traP部員のサポートを受けながらブラウザ上で動くシューティングゲームを制作しました。部員が用意した資料を参考に、プログラミング言語「JavaScript(ジャバスクリプト)」を用いて「プレイヤーを動かす」、「弾を発射する」などの機能を実装していきました。

休憩を挟んだ6時間のプログラミング教室を終え、多くの参加者がシューティングゲームの基本的な部分を完成させました。また、一部の参加者は「音を鳴らす」などの発展的な課題にも取り組むことができました。
教室終了後のアンケートでは、全ての参加者が「とても良かった」または「良かった」と回答し、「プログラミングについてあまりよく知らなかったのですが、少し興味を持ちました。」や「学生さん方に直接学べる機会が持てて嬉しかったですし、説明もとても分かりやすかったです。ありがとうございました!」などの感想も寄せられました。

デジタル創作同好会traPでは、今後も中高生のためのプログラミング教室を定期的に開催する予定です。
なお本教室開催にあたり、株式会社サポーターズ様から昼食費などのご協力をいただきました。
プログラミング教室で司会を務めたtraP部員のコメント
私は、大学に入学してからtraPでプログラミングを学びました。年齢が近く、技術的に成熟した方々と密に交流し、さまざまなことを教えていただいた経験が自分の実力を大きく向上させる助けになったと感じています。本プログラミング教室では、これまでプログラミングに触れたことがない中高生に対して同様の機会を提供しています。この教室を通じて得た経験が、参加者の皆さんの将来において何かしらの役に立つことを心から願っています。
デジタル創作同好会traPとは
デジタル創作同好会traPは、東京工業大学で活動している技術(ものつくり)系公認サークルです。デジタルコンテンツのチーム制作や技術共有を目的として、2015年4月に設立されました。制作物はwebアプリからゲーム、イラスト・3DCGや音楽までと幅広く、また競技プログラミングやサイバーセキュリティ(CTF)などに関する活動にも取り組んでいます。さらに、ゲーム制作者同士の交流イベントや中高生向けのプログラミング教室を主催するなど、外部との交流も積極的に行っています。
※ 東京工業大学は、2024年10月に東京医科歯科大学と統合し、東京科学大学(Science Tokyo)となりました。
関連リンク
お問い合わせ
デジタル創作同好会traP
Email event@trap.jp