9月23日、スウェーデン移民局のヨハン・フォルセル大臣と、ヴィクトリア・リー駐日スウェーデン大使の一行が、東京科学大学（Science Tokyo）を訪問しました。この訪問は、両国間の教育・研究における国際交流の現状を確認し、今後の具体的な協力体制を構築することが目的です。
訪問団には林宣宏副学長（国際戦略・連携担当）が対応し、Science Tokyoが推進する最先端の研究分野や、世界トップレベルの大学との共同プログラム、さらに学生の多様性を重視する国際戦略について紹介しました。
Science Tokyoは、スウェーデン王立工科大学をはじめスウェーデンの4大学と全学協定を結び、派遣交換留学など学生および研究者の交流を活発に行っています。林副学長と訪問団一行は、若手研究者の交流促進や、環境・エネルギー分野での共同研究など、国際連携の強化について意見交換しました。
その後、訪問団一行は大岡山キャンパス内の「つばめテラス」で開催された「スウェーデン留学＋キャリアフェア2025」に参加しました。フォルセル大臣は基調講演を行い、スウェーデンでの学びやキャリアの可能性について紹介しました。このフェアへはScience Tokyoをはじめ多くの大学からの留学経験者が参加し、学生にとってスウェーデンへの関心を高める貴重な機会となりました。
Science Tokyoは今回の訪問を機に、スウェーデンの高等教育機関との学術交流協定の拡充を図り、両国間の教育・研究レベルの向上に貢献していく方針です。
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