東京科学大学(Science Tokyo)は、統合後初めてのホームカミングデイを2025年5月24日(土)に大岡山キャンパスで開催しました。本イベントは旧東京工業大学時代で行われていたホームカミングデイの形式を踏襲して実施し、卒業生を始めとする多くの方々に現在のScience Tokyoについて知っていただく1日となりました。


悪天候が予報されていましたが、幸いにも日中は穏やかな日差しと心地よい気温に恵まれ、来場された皆さまには快適にお過ごしいただけたことと思います。
当日は朝から多くの方にご来場いただきました。
理工学系の各学科別同窓会主催の講演会や総会が多く実施されましたが、卒業生の方々だけでなく、お子様やお孫様を連れて参加される方もいらっしゃいました。また、在学生や近隣にお住まいの方々もご家族で来場され、歯学部主催の「お口の中を測ってみよう!」、蔵前理科教室ふしぎ不思議(くらりか)主催の「理科教室」、学生サークルMeisterによる鳥人間コンテストに出場する機体の製作現場見学等、様々な企画に足を運んでいただきました。
また、「若手職員によるキャンパスツアー」や後述する「Science Tokyo Meeting」では在学生のご家族のご参加も目立ちました。




15:00より、70周年記念講堂で大学主催イベントであるScience Tokyo Meetingを実施しました。オープニングでは海外アラムナイから寄せられたメッセージ動画の上映を行い、その後、第1部の基調講演では、東京科学大学感染症センター(以下、TCIDEA)のセンター長である具芳明教授にご登壇いただきました。
TCIDEAは2023年11月に設置され、感染症研究・教育・診療等、社会に必要とされる感染症対策を推進する取組みを行っています。初代センター長である具教授からは、コロナ禍の振り返りと薬剤耐性(AMR)対策についてご講演いただきました。



第2部として「東京科学大学の未来戦略 ~統合で生まれるシナジー~」をテーマとし、パネルディスカッションを実施しました。本学の大竹理事長、田中学長、若林理事・副学長(教育担当)、古川執行役副学長(研究・産学官連携担当)、学生サークルである東京科学大学CCC(Child Care Club)からは理工学系の立脇拓さん(工学院4年生)と医歯学系の野呂静流さん(医学部3年生)が登壇し、大学統合後の学生交流や、これからのScience Tokyoについて、活発な意見交換が行われました。また、古川執行役副学長(研究・産学官連携担当)からはScience Tokyoで新たに導入された横断型研究体制、ビジョナリーイニシアティブ(VI)について説明がありました。
17:00に盛況のうちScience Tokyo Meetingは終了しました。







17:15からは西5号館つばめテラスにおいて全体交流会が開催されました。卒業生だけではなく、在学生、教職員、在学生のご家族等、多くの方にご参加いただき大変賑やかな会となりました。





ホームカミングデイ2025 in 大岡山の開催にあたり、多くの方にご協力いただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
また、各同窓会、サークルOB・OG会、学生サークル、各部局等の皆様におかれましては、各イベントを企画いただき誠にありがとうございました。
なお、ホームカミングデイ2025 in 湯島は今秋の開催を予定しております。詳細は決まり次第お知らせします。
今後ともScience Tokyoをどうぞよろしくお願いいたします。
当日実施された各イベントについて
