人材育成活動を中心としたオープンイノベーションを推進し、
ヘルスケア領域のイノベーションの担い手を支援
医療・創薬イノベーション教育開発機構は、前身の東京医科歯科大学統合教育機構イノベーション人材育成部門を改組し、2024年10月に開設されました。これまでに取り組んできたデータサイエンス人材育成プログラム、デジタルヘルス人材育成プログラム、アントレプレナー育成プログラムを中心に、学生教育に加えて、学内外の社会人(医療専門職、アカデミアの研究者、企業人材など)のリスキリング支援にも注力しています。
当機構は、高等教育機関、行政機関、公的研究機関、企業、団体など様々な機関と協力しながら活動を展開しており、ヘルスケア領域の人材育成を通じたオープンイノベーションに取り組んでいます。これにより、迅速に社会のニーズに応えることができる事業運営体制が整っています。
また、本学は「医療・創薬データサイエンスコンソーシアム」の代表機関を務めており、当機構が事務局として運営を担っています。本コンソーシアムは2017年に開設され、参画機関が中心となってデータサイエンス人材育成プログラムを実施してきましたが、学内外の受講者数は1,000名近くに達し(2024年5月時点)、現在では受講者OB・OGとの共同研究、産学連携による新規事業開発、地方創生(内閣府デジタル田園都市国家構想)など多様な活動に発展し、大きな成果が期待されています。
このように、当機構は人材育成活動を中心に、これからの時代を切り拓くイノベーションの担い手を支援していきます。
医療・創薬イノベーション教育開発機構は、データサイエンス人材育成プログラムをはじめ、ヘルスケア領域の研究や新規事業開発に有益な実学プログラムを開講しています。これらのプログラムは、学外にも提供しており、多様な人材が集う場になっています。当機構のホームページでは、人材育成プログラム案内やイベント情報を発信していきます。