概要
開催日時
2025年10月30日(木)〜2025年12月18日(木)
開催場所
大岡山キャンパス(講義室調整中)
開催日時とテーマ
第1回:2025年10月30日(木)17:30-19:10(資本制とパーパス経営)
第2回:2025年11月06日(木)17:30-19:10(起業家による講演1、講演者:株式会社アンドパッド 代表取締役 稲田武夫氏)
第3回:2025年11月13日(木)17:30-19:10(起業の方法論-DNX Studio-)
第4回:2025年11月20日(木)17:30-19:10(スタートアップの資金調達とVCによる評価)
第5回:2025年12月04日(木)17:30-19:10(起業家による講演2、講演者:株式会社カケハシ 代表取締役CEO 中川貴史氏)
第6回:2025年12月11日(木)17:30-19:10(ガバナンス論)
第7回:2025年12月18日(木)17:30-19:10(スタートアップと大企業連携)
言語
日本語
対象
本学学生(学士課程・大学院生)*
非常勤講師
■倉林 陽(くらばやし あきら):DNX Ventures社 Managing Partner/Head of Japan
■白石 由己(しらいし よしき):DNX Ventures社 Partner
*対応する科目(3-4Q集中講義):
[学士課程学生] ENT.V202 学士価値創造グループワーク基礎B (0-1-0)
[大学院生] TAL.S503 プロフェッショナルと価値創造B (0-1-0, GA0M)または TAL.S508 プロフェッショナルと価値創造D(0-1-0, GA0M)
・TAL.S508 プロフェッショナルと価値創造Dは、TAL.S503 プロフェッショナルと価値創造Bを履修済みの学生向けの科目です。
・科目履修を希望する理工学系の学生は、先行申込と合わせて、後学期科目履修申告期間に上記科目のいずれかの履修申告を行ってください。
・科目履修申告せずにプログラムに参加することも可能ですが、科目履修申告者が優先されます。
イントロダクション
今年度後期より、本格的なアントレプレナーシップ科目がスタートします。
「スタートアップ」を切り口に、大企業を含めた企業の仕組み、新たな事業を起こす意味、大企業・スタートアップを問わず企業組織の課題、そして「〜のやり方」という「ハウツー」ではなく、何を目的に、何を考え起業したのかといった生の体験を熱く語ってくださる起業家の方々の講演、といった「新たな価値を開拓し、設定するためのアントレプレナーシップ」を理解できる内容が満載のプログラムです。
しかも、日本と米国で多くの投資実績・スタートアップ育成を行ってきたベンチャーキャピタル、DNX VenturesのHead of Japanである倉林氏と、Partnerの白石氏を本プログラムのために非常勤講師に迎え、全7回全ての構成、講義内容に関し、全面協力いただきました。このプログラムを通し、本学が目指す「新たな価値を開拓し、設定するためのアントレプレナーシップ」の実態を理解でき、スタートアップに興味がある方はもちろん、そうでない方も事業(ビジネス)の本質を理解できます。これらは、どの分野に進もうとも、今後のキャリアを積み重ねていく上で、幅広い知見と選択肢を与えてくれるはずです。
本学の「アントレプレナーシップ教育」の中核をなすプログラムが始まります。
このような貴重な機会を逃す手はありません!学士課程学生、大学院生を問わず、ぜひ、科目履修/参加してください。
非常勤講師
・富士通、三井物産にて日米のITテクノロジー分野でのベンチャー投資、事業開発を担当。MBA留学後は Globespan Capital Partners、Salesforce Venturesで日本代表を歴任。2015年にDNX Venturesに参画し、2020年よりManaging Partner & Head of Japanに就任。これまでの主な投資先はSansan、 マネーフォワード、アンドパッド、カケハシ、データX、テックタッチ、コミューン等
・東京科学大学リーダーシップ教育院 学外アドバイザー、元グローバルリーダー教育課程 修了審査委員
・同志社大学非常勤講師、東京科学大学非常勤講師
・同志社大学総合政策科学研究科博士(技術・革新的経営専攻)、ペンシルバニア大学ウォートンスクール経営大学院(MBA)、一橋大学大学院法学研究科ビジネスロー専攻修了
・著書「コーポレートベンチャーキャピタルの実務」(中央経済社)、掲載論文「日本のスタートアップにおけるコーポレートガバナンス上の課題」旬刊 商事法務 No.2373号(2024年11月5日号)

Managing Partner/Head of Japan
倉林 陽(くらばやし あきら)
・富士通を経て、バイオテックとハードテック分野のベンチャーキャピタルの執行役員に就任。その後、投資先に副社⻑として移り、オーストラリアの上場企業への事業売却を実行。製造業とBtoC分野の企業の社外取締役を歴任した後、2010年にエドテックのCLEARNOTE(旧アルクテラス)を共同創業。副社⻑として資金調達、資本業務提携、管理業務、国内事業開発を担当。2021年に大手文具企業に売却し、2022年よりDNX Venturesに参画。慶應義塾大学経済学部、同大学院経営管理 研究科(MBA)修了。
・同志社大学非常勤講師、東京科学大学非常勤講師
・ 論文:山田幸三、白石由己、『アキュセラ社−わが国研究者によるアメリカでの大学発ベンチャー起業−』(企業研究)

Partner
白石 由己(しらいし よしき)
ゲストスピーカー(起業家による講演回)

株式会社アンドパッド 代表取締役
慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社リクルートにて人事・開発・新規事業開発に従事。
2012年アンドパッド(旧:オクト)設立、「現場監督や職人さんの働くを幸せにしたい」という思いで、建築・ 建設現場の施工管理アプリANDPADを開発。利用企業数23.3万社、ユーザー数68.4万人のシェアNo.1施工管理アプリに成長。全国の新築・リフォーム・商業建築などの施工現場のIT化に日々向き合っている。Forbes JAPANの「日本の起業家ランキング 2022」にて3位に選出。

株式会社カケハシ 代表取締役CEO
東京大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2016年にカケハシを代表取締役社長の中尾豊さんと共同創業。
薬局・薬剤師とともに患者の行動を変容しうるプラットフォームを構築し、日本の医療課題における構造的な解決に取り組む。
フライヤー


[問い合わせ先]
アントレプレナーシップ教育機構 リーダーシップ・価値創造教育実施室 / リーダーシップ教育院
e-mail: lead.innov_edu@cee.isct.ac.jp, total@adm.isct.ac.jp