東京科学大学競技スキー部 全日本学生スキー選手権において1部昇格

2025年5月2日 公開

国公立大学では戦後2度目となる快挙

2月18日~23日に開催された秩父宮杯・秩父宮妃杯第98回全日本学生スキー選手権(通称:インカレ)において、東京科学大学競技スキー部が男子1部に昇格しました。
国公立大学がインカレで1部に昇格するのは戦後2度目のことであり、競技スキー部の部員のみならず、同じく国公立大学の学生からも喜びの声が上がっています。

インカレではクロスカントリー、アルペンスキー、スキージャンプの個人戦3部門7種目とリレーの計8種目が行われ、それぞれ順位に応じたポイントが各大学に加算されていき、最終的な総合得点を大学間で競います。インカレのスキー競技は男子が3部まであり、東京科学大学(Science Tokyo)は今年、全25大学が所属する2部で戦いました。2部の大学の中で総合得点の上位2校が1部に昇格することになっており、Science Tokyoは総合得点2位という好成績を残すことで1部昇格が決定しました。

競技スキー部は現在、男子27人、女子10人の計37人で活動しています。夏には基礎的な体力と筋力のトレーニングに加えて、スキーの感覚に近いローラーやシミュレーションを活用したトレーニングを積むことで冬のシーズンへの対応力を高めています。また、冬にはクロスカントリースキー、アルペンスキー、スキージャンプの3部門がそれぞれの合宿地でトレーニングを積み、インカレという大舞台に挑戦していきます。

コメント

競技スキー部主将 柘恭介さん(工学院 機械系 学士課程4年)

今年は1部昇格という大きな目標のもと、部員みんなで練習に励んできました。1部昇格は個人個人の頑張りだけで達成できる目標ではなく、チーム全体で高めあいながらみんなが同じ目標に向かったからこそ達成できたのではないかと思います。また、これほどの成績を残すことができたのは、OB・OGさん方やコーチさん、大学からのサポートがあったからこそだと思います。ここまで応援してくださった方々に感謝申し上げます。ここからは1部残留というさらなる目標に向かって頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いします。現在進行中のクラウドファンディングもありますので、そちらも見ていただけるとありがたいです。

鶴岡広大さん(物質理工学院 材料系 学士課程4年:スペシャルジャンプ、コンバインド2種目優勝)

大学からスキー競技を始めて、2部のスペシャルジャンプとコンバインドで優勝することができました!今年度は優勝を目指して練習を重ねてきたので、とてもうれしいです。来年は1部という大舞台で戦うことになりましたが、ほかの大学の選手に負けないよう頑張ります。

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  • 競技スキー部の活動は東京科学大学基金によりサポートされています。

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