2024年10月19日・20日の2日間にわたり、第73回お茶の水祭が開催されました。今年のお茶の水祭は、東京科学大学統合後初の学園祭であり、歴史に刻まれる記念すべきイベントとなりました。
今回のテーマ「Restart」には、伝統を継承しつつ新しい時代を切り開く場にしたいという学生たちの強い思いが込められています。そのテーマのとおり、漫才、ラップ、ダンスなど様々なジャンルにわたる紅白ステージ合戦、湯島キャンパス生と大岡山キャンパス生とのステージ上での様々なゲーム対決や東京科学大学CCCぬいぐるみ病院、レゴ同好会による展示など、学生の創造性と熱意が詰まったさまざまな企画が行われ、キャンパスは熱気に包まれました。
また、研究紹介(模擬講義)、シミュレーター等を用いて医療技術を練習・修得するための施設であるスキルスラボの見学、受験生相談など、中高生を中心にScience Tokyoの魅力を伝える企画や、屋台企画、お茶の水管弦楽団、アカペラ部、ジャズ研究会など、一般の方々にも楽しんでいただける企画が実施されました。
第73回お茶の水祭は、学生たちの情熱によって、来場者の皆様だけでなく、企画・運営に携わった学生たちにとっても思い出深い2日間となりました。今後もお茶の水祭は、旧東京医科歯科大学の伝統を継承しつつ、Science Tokyoとともに新しい時代を切り開き、さらなる発展を目指していきます。
会場の様子
お茶の水祭実行委員長からのコメント
井上拓海さん(医学部医学科4年)
2024年10月19日、20日の両日、東京医科歯科大学と東京工業大学が統合し、新たに誕生した東京科学大学湯島キャンパスにおいて、初の学園祭「お茶の水祭」が盛況のうちに幕を閉じました。本学園祭のテーマ「Restart」には、統合を機に新たなスタートを切る本学が今までの各大学の伝統を引き継ぎつつ新しい歴史を作るきっかけになれたら、という願いが込められています。
学園祭当日、来場者は予想をはるかに超え、会場は活気に溢れていました。大岡山キャンパスの学生さん達が企画したレゴ研の展示ブースには、多くの人が足を止め、学生たちの熱意が込められた作品に感嘆の声を上げていました。また、例年のお茶の水祭でも行われていた本学の先生方による模擬講義や診療体験も大好評でした。去年から再び再開した屋台企画も昨年以上の団体が参加し、大変賑わっていました。
今回の学園祭「Restart」は、東京科学大学が新たな一歩を踏み出したことを象徴するものでした。本学園祭を機に、医学と工学の融合がさらに進み、新たな学問分野が開拓されることを期待しています。また、学生たちの主体的な活動が活発化し、より一層魅力的な大学へと発展していくことを願っています。
最後に、本学園祭にご協力いただいた教職員の皆様、そして来場してくださった皆様に心より感謝申し上げます。今後ともご協力賜りますよう心よりお願いいたします。
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お茶の水祭実行委員会
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