未来社会創成研究院とは
現在の延長線上にはない、オルタナティブな未来を再構築する研究テーマについて、分野を超えて集まった研究者たちが語ります。
オルタナティブな未来のための“イニシアチブ”
宇宙人類イニシアチブ
宇宙に人類の活動が拡大し、月や火星に新たな社会をゼロから創成する上で必要となる科学・技術・思想を研究するとともに、それらがもたらす地球へのインパクト、社会や価値観の変革について考究します。

プラネタリーウェルビーイングイニシアチブ
地球環境が人間のウェルビーイングに影響を与え、人間の行動が地球といいう惑星のウェルビーイングに影響を与えています。地球と人々のウェルビーイングの動的な関係を考慮した数理モデルを解明し、人々のウェルビーイング=地球のウェルビーイングを達成するサイエンスの醸成を目指します。

ソーシャル・ディレンマイニシアチブ
不可避的なトレードオフ(あちらを立てればこちらが立たぬ)を抱える社会課題に対して、部分最適の先にある全体最適的な解決策を人文・社会科学とサイエンスの組み合わせによって探求します。

未来社会創成研究院の構成
研究所
研究センター
DLab+
未来社会創成研究院の特色ある取り組み
科学の知×アートの想像力=未来像
未来の労働は?未来の食は?未来の住まいは?文理にまたがる研究者たちの多様な視点を統合し、小説、映像作品、ダイアグラムなど想像力を刺激する未来像の形にまとめあげます。

未来をめぐる議論の場=アゴラ
ある人にとって望ましい未来が、別の人にとって望ましいとは限らない。未来は本質的に論争的なものです。アゴラは、多様なステイクホルダーが集まって未来について本質的かつ建設的な議論をする場です。

多分野研究支援=DLab+ Challenge
研究者たちの出会いと自由な発想から生まれる、オルタナティブな未来のための多分野研究を支援します。

所属教員数
29名
院長メッセージ
オルタナティブな知を、社会と共に
既存の学問領域を超えた文理融合型の研究イニシアチブを通じてオルタナティブな知を創出し、現在の延長線上にはない、本当に望ましい選択可能な未来のあり方を社会との対話によって模索します。
藤原 武男(研究院長)
