未来社会創成研究院とは
現在の延長線上にはない、オルタナティブな未来を再構築する研究テーマについて、分野を超えて集まった研究者たちが語ります。
オルタナティブな未来のための“イニシアチブ”
宇宙人類イニシアチブ
宇宙に人類の活動が拡大し、月や火星に新たな社会をゼロから創成する上で必要となる科学・技術・思想を研究するとともに、それらがもたらす地球へのインパクト、社会や価値観の変革について考究します。
プラネタリーウェルビーイングイニシアチブ
地球環境が人間のウェルビーイングに影響を与え、人間の行動が地球といいう惑星のウェルビーイングに影響を与えています。地球と人々のウェルビーイングの動的な関係を考慮した数理モデルを解明し、人々のウェルビーイング=地球のウェルビーイングを達成するサイエンスの醸成を目指します。
ソーシャル・ディレンマイニシアチブ
不可避的なトレードオフ(あちらを立てればこちらが立たぬ)を抱える社会課題に対して、部分最適の先にある全体最適的な解決策を人文・社会科学とサイエンスの組み合わせによって探求します。
社会相転移イニシアチブ
物質の相転移のように、社会も相転移を起こしていると考えた場合、その沸点、融点において何が起きているのでしょうか。 社会相転移を起こす前にきっかけや兆候はあるのでしょうか。 地球規模の危機への対応やイノベーションの波及といった事例をもとに社会相転移を数理モデルで解明します。
ヒューマントランスフォーミングイニシアチブ
人間はどこまで変われるでしょうか。 人間の動きの限度、各器官の機能の多様性といった身体的な機能形態の可能性と、人間の精神的な側面での逞しさ、困難があるからこそ発揮できる能力(超成長)について明らかにしていきます。 さらに、コミュニケーションの最終形態と考えられるテレパシーについて、量子もつれや双子、親子の疫学研究などを用いて取り組んでいきます。
食の進化イニシアチブ
テクノロジーは新しい食品を創出し、私たちの「食べる」という経験を変えていきます。 私達の文化と身体が育んできた「食べる」の中に、大量生産の方向とは異なる未来のヒントがあるかもしれません。 「食べる」が豊かな意味を持つような社会とテクノロジーのあり方を学際的に考えていきます。
未来社会創成研究院の構成
研究所
研究センター
DLab+
未来社会創成研究院の特色ある取り組み
科学の知×アートの想像力=未来像
未来の労働は?未来の食は?未来の住まいは?文理にまたがる研究者たちの多様な視点を統合し、小説、映像作品、ダイアグラムなど想像力を刺激する未来像の形にまとめあげます。
学外共創拠点「もしも」:まちと未来の実験室
社会との対話により誰も想像しなかったオルタナティブな未来像をつくりあげる「まちと未来の実験室」です。トークイベントやワークショップ、即興劇の上演やアート作品の展示など様々な活動を通じて無数の未来仮想(If)を重ね合わせ、手触りのある未来社会像づくりに取り組みます。
多分野研究支援=DLab+ Challenge
研究者たちの出会いと自由な発想から生まれる、オルタナティブな未来のための多分野研究を支援します。
所属教員数(非常勤教員を含む)
52人
※2026年5月1日現在
院長メッセージ
オルタナティブな知を、社会と共に
既存の学問領域を超えた文理融合型の研究イニシアチブを通じてオルタナティブな知を創出し、現在の延長線上にはない、本当に望ましい選択可能な未来のあり方を社会との対話によって模索します。
藤原 武男(研究院長)